JUGEMテーマ:生活情報

 

(文責:堀内)

 

 

 ラーメンの作り方は説明すれば簡単なのですが、そこに辿り着くまでが大変なものでもあります。石けんと同じで、蓋を開ければ「ああ、こんなもの」なのですが、いくつか特殊な器具、薬剤を入手しなければいけません。

 

1.タレ(焼豚)を作る

 中国式の焼豚は専用の炉で燻したものですが、日本では軽く表面を焼くことはあっても濃い醤油で煮立てた煮豚が主流です。鍋には色々入れたくなるのが人情ですが、醤油でシンプルに仕立てた方がメリハリのある味になります。じっくりと加熱することで肉の脂や旨味成分が染み出してタレになります。

 

2.中華麺を作る

 モンゴルで最初に作られた鹹水は炭酸ナトリウムの水溶液ですが、自宅で打つ場合には炭酸カリウムと1:1の混合液を用います。濃度は6%、加水率は40%です。これを手で捏ね合わせてドウを作ります。ドウは2時間以上熟成させ、麺棒で伸ばして麺帯を作ります。小麦粉の配合は基本中力粉ですが、強力粉を半分加えて準強力粉にします。一人あたりの分量は80gです。

 

 コシの強い麺を作るには讃岐うどんの技法を用います。麺帯を引き伸ばして折り畳み、足踏みして引き伸ばし、折り畳んで再び足踏みすることで組織を強靭なものにします。麺帯を麺にするにはローラー式の製麺機を用います。製麺の後、麺を3日間熟成させます。

 

3.ラーメンを作る

 スープは湯割り法を用います。タレだけでは味が弱いので味覇や創味シャンタンなど市販の製品を大さじ1杯、醤油を適量に隠し味を加え、8倍の湯で割ります。隠し味は様々な調味料がありますが、私は再仕込み醤油又は松江のシジミ汁を用いています。

 

 麺の茹で時間はおよそ2分、茹で時間は製麺から時間が立つにつれ長くなり、半月経った麺は4分必要な場合もあります。素早く湯切りをし、スープと合わせます。具には1で作った焼豚を用います。麺は市販のものより伸びにくいですが、スピードが大事です。

 

 

 減ったタレは醤油を継ぎ足して補充します。繰り返すことにより元の醤油とは異なる独自の調味料に進化するため、今ではラーメン作りに不可欠の調味料になっています。

 

4.まとめ

 基本的な部分はシンプルですが、組み合わせにかなりの幅があり、ラーメンの世界は奥の深いものです。ベースとなる醤油は日本で独自の発展を遂げており、本醸造と新式の違いのほか、地域ごとにかなりの違いがあります。このコラムの趣旨として解説は簡単ですが、出来上がった料理は本格的なものです。

 

JUGEMテーマ:手作り石けん

 

 

(文責:河野)

 オリーブ油やごま油は食卓でもおなじみですが、石けんづくりにもよく使っている「ひまし油」はどんな油なのか、あまりピンとこない方も多いかもしれません。もともと食用の油ではなく、医薬品や工業用の原料として活躍してきた油だからです。

 

 ひまし油はトウゴマという植物の種子からとれる油です。トウゴマは蓖麻(ひま)とも呼ばれ、古代ギリシャの歴史家ヘロドトスが、その油を灯りとして、また体に塗る油として使用していたと記述するなど、古くから利用されてきました。体に油を塗る、という行為は日本ではあまり見られませんが、古代文明の発達したエジプトやメソポタミア、インドなどでは強い日差しや乾燥から肌を守るために、よく行われていたようです。

 

 

 油としてではありませんが、トウゴマは旧約聖書の中の「ヨナ書」でクライマックスを飾る植物として登場します。
 あるとき、ヨナという人物が「悔い改めなければニネヴェの街を滅ぼす、悪の道を離れるよう伝えよ」という神の声を聞きますが、怖気付いてニネヴェとは反対のタルシシ行きの船に乗ってしまいます。ところがその船が暴風雨に見舞われ、なんで神様のいうことに従わないのかと皆に責められ、海に投げ込まれるなどすったもんだの挙句、心を入れ替えて神様の声を伝えるためにニネヴェの街を訪れました。
 そして「40日後にニネヴェは滅びる」と大声で預言したところ、ニネヴェの人々は神を信じて悪の道を離れました。ところがヨナは「ほらな、だからワシは行きとうなかったんや! 滅びるて言うたワシがアホみたいやないか!!」と拗ねてしまいます。
 そして、街はずれで成り行きを見守っていたのですが、神様は暑さからヨナを守ろうと、トウゴマを生えさせ、ヨナの頭の上に日陰を作ってあげた・・・というお話です。そのあとにオチがあるのですが、それはぜひ聖書を手にとって、読んでみてください。

 そのトウゴマですが、葉っぱが大きな掌のような形をしており、ヨナがその日陰で座っていたら、ちょうど神様の掌のように見えたことでしょう。

 

 

 ひまし油は高い粘性をもち、機械油や化粧品などに使われています。また、痛みや炎症を抑えるリシノール酸という不飽和脂肪酸を含んでおり、皮膚の保護や傷の手当など、医薬品としても用いられてきました。化学的には、水酸基を2個持つことから反応が非常に速いという特徴があります。石けんに用いると、大きく華やかな泡となります。

 

 

 もくせい舎では、聖書のエピソードからとられた「パルマ・クリスティ(キリストの掌)」の名を持つ石けんと、リンスいらずの石けんシャンプー「おじゃるシャンプー」、オリーブオイル94%の石けん「デクレット・レアル」などにひまし油を用いています。

 

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JUGEMテーマ:生活情報

 

(文責・堀内)

 

 

 コロナで外出が不自由になっていますが、買い物は自由にできるので、握り寿司を作ってみてはいかがでしょう。

 

1.仕込み
 魚は柵で買いましょう。家庭ではネタは2種類ほど、予算は千円もあれば十分です。生で食べられるか明示されていない魚(青魚、タラなど)がありますが、目や魚体の光り方を見て鮮度を判断します。

 

 下処理はそのまま切る(マグロ)ほか、酢締め(サバほか)、昆布締め(白身魚)があります。鯛、タラなど白身の魚は痛みやすく酢酸と反応して色や硬さが変わるので昆布締めにします。マグロなど締めない魚も吸水シートでドリップを抜くと数日の保存ができます。

 

 包丁は筋に直角に、身に対して斜めに入れます。マグロ以外の魚は刺身にできる部分が小さいので、斜めに削ぎ取るように切ります。三枚おろしにする魚は「ちょっと大きいな」と思えるくらいがちょうど良いです。適当な形や大きさに切れない部分はボウルに取り置き、刻んで醤油を一回ししてヅケを作ります。ヅケは数日保存でき、突き出しやサラダに使えます。

 

2.握り
 市販のすし酢は無難ですが、味がやや淡白なのが欠点です。米1合につき20ccのすし酢に対し、砂糖を小さじ1、塩小さじ3分の1加えると食べやすくなります。すし酢は炊きたてのまだ熱いうちに一気に混ぜます。30分ほど冷まし、余熱が残っているくらいが握り頃です。ワサビは粉ワサビを水で溶いたものを用意します。チューブはダメです。

 

 握りは利き手の三本指(人差指、中指、薬指)の第二関節で摘める量です。掌に米粒が付くのは取りすぎです。三本の指で軽く握り、寿司玉にまとめます。空いた手にネタを掌と指の付け根付近に置き、ワサビを付けます。寿司玉を載せ、掌で握りつつ1〜2本の指で押さえます。それから裏返して形を整え、皿の上に載せます。

 

 

 個々の握りの分量は、形の釣り合いが取れていれば考える必要はありません。時折手を洗ったり、おひつをかき混ぜたりすると作業しやすくなります。これをネタの数だけ繰り返します。

 

 残った寿司飯はいなり寿司にします。米を作る数だけ詰め込んで一度トレーに並べ、それから残りの米を均等に分配して皿に並べます。

 

3.まとめ
 江戸前寿司のノウハウの大半は目利きにあり、握り自体は難しくありません。難しく感じるのは家庭用炊飯器が炊飯できる量で作ろうとするからで、それだと量が多すぎです。握りはネタに合った量、残りは保存の効くいなり寿司と割り切れば楽に作れます。

 

 パート2はさば寿司を取り上げたいと思います。

 

JUGEMテーマ:手作り石けん

 

(文責:河野)

 

 手作り石けんの製法のスタンダードとなっているコールドプロセス製法に新しい技法を加えて作り上げた新製品「もくせいバード」の販売をスタートしました。


 「もくせいバード」は、ドイツのソルザイフェ技法とフランス産ゲランド塩を使ったコールドプロセス製法の石けんです。オリーブオイル72%、すべて植物性油脂を使用し、温水はもちろん冷水でも泡立ちがよく、溶け崩れしにくい万能タイプです。手洗い、浴用、洗顔から食器洗いまで、どんな場面でもやさしい肌触りの泡で汚れ落としに活躍してくれます。

 

 

 私は洗髪にも使ってみましたが、泡立ちがよく、洗浄力が高いことと、あまり油分を残さない石けんであることから、もくせい舎の石けんシャンプー「おじゃるシャンプー」より髪が軽くらさらとした仕上がりになり、ロングヘアの方にはおすすめと思いました。一つあればすべてが足りる、そんなオールマイティーな石けんです。

 

 また、台所用石けんとして製作していた「ムクロジ石けん」が新しくなりました。これまで、手のひらに乗るくらいの小さなサイズでお届けしていましたが、72雑貨石けん、カスティール石けんなど100グラムサイズの大きな実用石けんが揃ってきた中で、台所用として販売しているムクロジ石けんも、よりたっぷりと使えるようにしようと、大型サイズに作り直しました。

 

 

 表面積が大きいことで、泡立ちのよさがさらに実感いただけるようになっています。プレーンタイプと、4つに切って使えるように分割線を入れたタイプの2種類をご用意しています。

 

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JUGEMテーマ:社会の出来事

 

(文責:堀内)

 

 緊急事態宣言の対象が全都道府県に拡大されましたが、東京の感染者数と死亡者数はニューヨーク(NY)の2%に満ちません。東京とNYはほぼ同じ大きさの都市で、あちら(NY)が目を覆いたくなるような阿鼻叫喚の光景であるのに対し、日本では感染者数の増加こそ同じカーブを描いているものの、新聞の葬式欄が10ページになったり、街を歩けばあちこちでお葬式といった光景はついぞなく、見た目はかなり余裕があるように見えます。

 

 実際に感染者・死者ともに少ないと思いますが、感染それ自体は早かったことから、これは欧米と日本の社会的・文化的な違いと見ることもできます。中国以外の東アジアでも大きな流行はない。こと日本についていえば玄関では必ず靴を脱ぐこともありますが、やはり入浴の文化があることが大きいのではと思います。

 

 

 入浴と一口に言いましても、実はかなりのハイテク文化です。我が国ではごく一般的な家庭の浴槽でも抗菌仕様が主流ですし、健康ランドなど大規模な浴場には銀イオンや紫外線を用いた殺菌装置があります。プラズマイスターの空気清浄機もあり、温水便座は除菌した水を使って洗浄し、ジェットタオルは紫外線や温風で雑菌を殺します。こういったものがなかった場合、ウイルスがなくても浴場施設は維持管理や使用が不衛生で問題のあるものになっていたことは想像に難くありません。

 

 クラスターの多くは医療施設や介護施設で発生していますが、施設では入浴自体が困難で回数も少ない高齢者が犠牲になっています。病院はウイルスの巣で、施設環境が欧米の同種施設に近いものでは日本でも感染爆発が起こり得ることになります。世代を超えて積み重ねられてきた民間の知恵はもう少し見直しても良いのではないでしょうか。

 

 日本と同じく、説明できるような政府の動きがないにも関わらず、感染者が比較的抑えられている国はインドがあります。緯度が低く紫外線が強いことのほか、亜大陸の屋台骨を形成しているデカン高原が溶岩台地でガンジス川の水は硬水(ある程度の殺菌力がある)であること。香辛料を中心とした食文化も殺菌を目的に調製されていることがあり、ここでも長い歴史に育まれた独自の防疫文化があります。

 

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JUGEMテーマ:手作り石けん

 

(文責:堀内)

 

 もくせい舎では主に浴用の快適な石けんをベンチメイドで作って販売していますが、開業当初から実用的な石けんも作って提供しています。ムクロジ石けんが代表ですが、72雑貨石けんを皮切りに「実用石けんシリーズ」として、全品100g以上のお大きくお得なサイズで提供を始めています。シリーズにはリニューアルしたムクロジ石けんのほか、72雑貨石けん、カスティール石けん、新製したシトラス・バー、廃油石けんがあります。

 

 「ムクロジ石けん」は従来は手のひらに収まるサイズの小ぶりな石けんとして提供していましたが、新製品は7センチ角サイズの大振りなサイズになっています。サポニンと酵素を配合し、僅かな量で汚れを落とせるように工夫されています。

 

 「72雑貨石けん」はプリミティブなコールドプロセスタイプのマルセイユ石けんです。水に溶けやすい欠点はありますが、バーサイズは切り分けて使うことができ、コールドプロセスの入門用に適した石けんです。より能力の高い改良型のもくせいバードが浴用タイプですので、販売は在庫限りとなります。

 

 

 「カスティール石けん」は石けんの原典ともいうべき古典的石けんで、白色の堅く気品のある石けんです。浴用でも使えますが、当舎では実用品としてラインナップしています。低刺激であることと、温水での起泡性の良さに特徴があります。

 

 

 「シトラス・バー」は石けんを整形する際に生じる端切れをアルカリを加えて溶解して整形したものです。典型的な「化粧石けん(toilet soap)」の定義に基づいて作られ、カロチンで着色した93%以上の石けん分のほか、香料で着香して仕上げています。間もなく発売予定です。

 

 最初の実用タイプであるおじゃる石、おじゃるサポーター8は現在は販売を終了していますが、もくせい舎は当初から浴用以外の用途を重要なものとして位置づけています。あと、注文により粉石けんの受注生産(600円/キロ)も行います。

 

 石けんの原料であるオリーブオイルは歴史的に見るとしばしば供給困難な時期がありました。そうした場合に備え、当舎ではオリーブ油を用いない、国産原料のみで作れる「佐和山」もラインナップしています。

 

 

 なお、もくせい舎のネットショップでは、石けんの大きさをわかりやすくするために、手で持った写真を随時追加しています。ご購入の際の参考にしてください。

 

 

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JUGEMテーマ:経済全般

 

(文責・堀内)

 

 新型コロナの感染が拡がっていることから、休業や自宅待機を求められる国民に一律又は事業別の定額を給付する話が持ち上がっていますが、首相が「108兆円の景気対策」とか、「一家族30万円の給付金」と言っても、お金をもらうことに反対の人はほとんどいませんが、感染病棟の整備や検査キットの増産も含め、財源の話がないのが腑に落ちない所です。

 

 マクロ経済学の公式はG(政府支出)=T(税金)で、ここでTなしにGを増やすという考えはなく、実際にやったら必ずインフレになります。政府が輪転機を廻すことで支払いはできますが、通貨の価値は大幅に下落します。自宅待機では収入も上がらず、これは物価の上昇に収入が伴わないスタグフレーションになります。また、財源の裏付けなしの紙幣の増発にはワイマール体制下のハイパーインフレという恐るべき例があります。

 

 日銀は金融緩和で停滞に陥った事業所に資金を提供する必要はありますが、それは政策金融公庫や市中銀行による高い金利や厳しい担保条件の緩和など金融政策(ガイドライン)によって行うべきで、貸倒引当金の引き上げなどで背後から政府が支援する必要はありますが、これとEDR(医療体制)を守るために行うロックダウンと国民生活の支援は別のものです。

 

 

 例えば、常時農畜産物を飼養している農家は生活費以外の資金が必要ですが、従業員の生活費だけ保全すれば良い事業所もあります。こういった個々の事情に対するには融資の方が優れています。ですが、年金生活などで実感できる通り、生計の維持には現金が必要です。現在の日銀がやっているのは金融政策ではなく、株式市場の買い支えですが、これは市場それ自体をフリーズしてしまうという考えもあります。証券取引所を閉鎖して株価をパンデミック前の3月1日の株価で凍結する。人間の作ったものに止められないものなんかありはしません。

 

 頻発している大量解雇は裁判所による停止(差止)命令ないし解雇無効判決がありますが、日本の裁判所が前例踏襲主義の諸事緩慢で役立たずなことには定評があるので、これは考えないこととし、お金の話をしますと、待機期間4ヶ月で7千万人の就労可能人口(18〜65歳)に給付する費用(10万円/人)は事務処理経費抜きで7兆円、4ヶ月だと28兆円になります。予備費や補正予算では間に合わず、財源が必要です。4ヶ月の根拠は前のコラムでも触れましたが、日本と現在パンデミック中の欧米諸国との医療格差です。マイナンバーを提示することで給付すれば事務処理費用はほとんどかかりません。

 

裁判所も三権の一つなので政治力を行使できます。司法謙抑主義により裁判所による政治への介入は抑制されていますが、積極主義の時代もあり。制度上は最高裁判所長官と事務総局で決められます。ですが人もインフラも貧弱すぎて話になりません。

 

 最初に議論されたのは消費税でした。消費税1%でおよそ2兆円、現在の10%では20兆円(実際は19.4兆円)になります。これを当年限りで「受け取らない」だけでよく、浮いた税金は運転資金に充てたり購買に充てることができますから、途中から利権絡みの変な小細工をしなければ最も簡便で効果的だったでしょう。ですが、すでに手遅れで、今の事情を見てこれで間に合うと思う人はいないでしょう。

 

 ほか、株式会社は三百万社ありますが、法人税の大半は優良企業三千社で、ほとんどの企業は払っていません。法人税収は年12兆円、課税率の平均は30%です。ここで当期純利益をも含む経常利益全部に100%課税を行えば40兆円を調達できますが、これは国民全員に給付を行い、医療体制を整備するのに十分な金額です。不十分であれば翌年も課税すれば80兆円が賄えます。

 

 優良企業の多くは潤沢な内部留保を持ち、1〜2年の赤字には耐えられます。会社が潰れることはなく、従業員も解雇されず、より財務基盤の弱い企業や個人も救われます。工場も従業員も傷つかず、おそらく最もスマートで傷の少ない方法ですが、税金を取られる優良企業も含め、政府に対する国民の視線は極めて厳しいものになるでしょう。できる政治家もなく、リーダーシップもありません。ですが、実は過去に一度だけ例があります。

 

 この病気については分からないことが多いのですが、充実した医療体制と装備が死亡率を下げることだけは分かっています。我々個々人としては、財源をしっかりとしたものとし、体制を作ってもらった上で、PCR検査に自ら赴いたり、検査入院や治療を甘受することの方が、症状を隠して生活のために出社するよりも勇気のいることと思いたいものです。

 

 同じもくせい舎でも、私と河野は考えが違うので、このコラムではあまり深刻な話はするな、特に政治話はヤメロと言われているのですが、どうも見るところ、この病気との付き合いは長いものになりそうです。1ヶ月や2ヶ月の話ではない。なので、昔受けた財政学の講義をベースにした深刻な話はこれくらいにして、後はもう少し楽しい話をしたいと思います。

 

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JUGEMテーマ:手作り石けん

 

(文責:河野)


 オリーブの栽培がさかんで良質のオリーブオイルが作られた、スペインのカスティーリャ地方で14世紀から15世紀にかけて作られ始めた伝統的な石けんを「カスティール石けん」と言います。日本には、キリスト教の宣教師が訪れ南蛮貿易が始まった戦国時代、鉄砲とともに伝わりました。

 

 

 「カスティール石けん」は、現在インターネットで出てくる情報では「オリーブオイル100%の石けん」とされていますが、歴史的にはもともとそうだったわけではありません。というのは、オリーブオイルのみで石けんを作るのは難しく、工業的に精製された苛性ソーダのなかった時代には非常に困難だったと言わざるを得ません。
 1970年代にアメリカで発行されてロングセラーとなり、邦訳もされているアン・ブラムソンの「やさしくできる手作り石けん入門」では、カスティール石けんはオリーブオイルと牛脂の石けんとして紹介されています。動物性脂肪はオリーブオイルなど常温で液体の植物油に比べて固まりやすいため、石けんの材料としてもすぐれており、肉食文化のヨーロッパでは非常に手に入れやすい材料であることから、石けんに多く使われたものと考えて間違いないでしょう。日本を代表する固形石けん「牛乳石鹸」も、牛脂によって作られています。

 

 

 もくせい舎では、そんな石けんの原点ともいえるカスティール石けんを、伝統的な素材をもとに製作してお届けします。温水で非常によく泡立つ、シンプルで使いやすい石けんです。何にでも使える汎用石けんとして、使いごたえのある大きめサイズで仕上げています。

 

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JUGEMテーマ:社会の出来事

 

(文責:堀内)

 

 

 4月5日のWSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)日本版の記事はコロナ渦の最中に経済活動を維持する方法について伝えている。すでに多くの国で工場の稼働が停止しており、稼働中の工場でも感染者の発覚で停業に追い込まれる中、ドイツの対策は全世界に一定の示唆を与えている。

 

、、銀行関係者やエコノミスト、業界広報の推計によると、ドイツ製造業者の稼働率は最大80%に上る。調査会社 IHSマークイット が1日発表した統計では、フランスや英国の3月の製造業活動はドイツよりはるかに大幅に縮小した。厳密に何カ所の工場が稼働しているのかは不明だ。自動車大手 フォルクスワーゲン (VW)や BMW はここ数週間、国内工場を閉鎖している。だが他のセクターでは、フル稼働している工場はほとんどないとはいえ、閉鎖は例外的な措置だという。ドイツ機械工業連盟(VDMA)の広報担当者ホルガー・ポール氏は閉鎖について、「加盟企業3300社で広くみられる現象ではない」と語った。

 

 最初に発生した中国が統計の信憑性には大いに疑問があるものの、ウイルスの抑え込みに成功したことから、国内ではパンデミックに際しては民主主義政体よりも中国のような国家社会主義独裁の方が優れているという意見も見られるが、ドイツは真逆の行き方をし、中国以上の成功を収めている。先に感染を早期に収束させたドイツ・ヘバスト社の例を取り上げたが、経営者たちのリーダーシップと従業員の協力が前向きな結果をもたらしている。以下は記事によるebm社の対策。

 

/佑反佑箸竜離を保つため、作業場の間取り(最低1.5m)を見直す。

会社施設への外部訪問の禁止。

専業医療スタッフの雇用、専業清掃チームの配置。

さ抃銅爾隆崋茲蠅鮓直し、配膳等で並んで立たなくても良いようにする。

ゥ螢好の高い作業員は優先的検査を実施。

ζ韻現抄醗が常に一緒に働けるようシフトを見直す。

Э事宅配、ピックアップサービスの提供(BASF)。

 

、、ドイツの工場は速やかに労働者を対策に巻き込み、厳格な清浄化や組織ルールを導入した。多くは中国での事業経験から持ち込んだ対策だ。自社専任の医療担当者を起用する例もある。工場の操業継続が重要なのは、雇用を守り、セクター全体の閉鎖による経済的衝撃を緩和するためだけではない。企業それぞれにとって死活問題だからだと経営幹部らは語っている。

 

 現下のところ、これらの工場には底堅い受注残があり、操業を継続することは理に適っているが、需要の縮小に伴い、製造現場は人工呼吸器など医療器具の生産にシフトしつつある。HAWE社は製品の販売促進のためにバーチャル見本市を開催し、医療や再生可能エネルギー分野に一段と注力している。現時点でのドイツの感染者数は約10万人で死亡率は1.6%。これは2.9%の米国、8.6%のフランス、12.3%のイタリア、10.2%の英国と比べ群を抜いて低いが、欧州の三国はすでに医療崩壊しているといわれる。

 

 人口に対する医師数はドイツは際立って多いわけではなく、現にギリシャは人口あたり医師数ではドイツより多いが、死亡率は4.2%とさほど低くない。医師数に加え、看護師等の医療スタッフの数の充実(ドイツはギリシャの四倍)、訓練と装備の質が結果に影響するようだ。

 

 我が国の人口あたり医師数はドイツの半分で、看護師はドイツの80%である。看護師の平均年収は日本450万円に対しドイツ700万円、初任給は日本19万円に対し最下級のP5が27万円、最上級のP16が年収一千万超となる。平均年収は日本はドイツでは勤続数年のP5、P6級であることから、勤続期間もドイツは日本よりだいぶ長いと思われ、実際に扱える装備、訓練等、能力差は数字以上にあると思われる。医師にも同程度以上の差がある。医師、看護師と言っても国ごとに異なり、能力は同じではない。

 

 

 どうも我が国はドイツの半分以下※の装備と人員でコロナウイルスを迎え撃つことになりそうだが、ヨーロッパでは日本にごく近い医療構成のイタリアとスペインの惨状を見るに、これはちょっと覚悟した方が良さそうである。せめてドイツの猿真似だけでもしてくれればと思うのだが、、

 

※我が国の人口はドイツの約2倍なので、装備人員半分だと医療機関への猶予である緊急措置はドイツの1ヶ月に対し4ヶ月が必要になる。給付を行う場合もそれだけ余分に必要になる。ここで政府が緊急期間中の国民の生活保全を行わなければ、医師も看護師も患者も疲弊し、医療崩壊以外の道はない。中国、イラン、イタリア、スペイン、そしてニューヨークの現状は他人事ではない。

 

 

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JUGEMテーマ:手作り石けん

 

(文責:河野)

 

 新型コロナウイルスの感染が拡大している今、皆様がネット通販でいちばん恐れているのは、配達された商品を通じてウイルスが持ち込まれることではないでしょうか。
 そこで、もくせい舎では紫外線照射による減菌処置をした上で、商品を発送することにしました。

 その手順をご紹介します。

 

 まず、ご注文の商品を準備します。

商品準備.jpg

 商品を透明の袋に入れた上で、紫外線照射ボックスに入れます。

紫外線照射前.jpg

 紫外線を表面、裏面に各30秒照射します。

紫外線照射中.jpg

 紫外線照射済みであることを示すシールを貼ります。

減菌済シール.jpg

 配送用の箱に入れて、発送します。

封入.jpg

 

 このような処理を行った上で商品を発送します。どうぞ安心してご利用ください。
 なお、もくせい舎では主に日本郵便のクリックポストを使って、商品を発送しています。クリックポストは受け取りはポスト投函となっており、配達員の手渡しではありませんので、その点でもある程度安心していただけると考えております。

 

 もう一つは、配送料変更のお知らせです。
 もくせい舎では、全国一律配送料を250円としており、2019年10月の消費税増税後も料金据え置きで対応してきましたが、2020年4月1日より、日本郵便のクリックポストの料金が再度値上げされたことに伴い、基本配送料を全国一律270円とさせていただくことになりました。

 今後も、ご注文の商品点数、重量等によりもっとも廉価な方法にて配送させていただきますので、なにとぞ理解を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

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