JUGEMテーマ:手作り石けん

 

(文責:堀内)

 

 8月はテレビでも度々注意されているように酷暑高湿度でしたが、石けん作りには向かないこの月は特に新しい石けんは作らず、従来品の改良案や「犀(もくせい)」用の塩析生地の制作など次月以降の下準備をしていました。

 

 

 特に当舎の「釜炊きオリーブ石けん」は現在の品は析出した石けん粉を練り固めて作るのですが、そもそも最初は塊だったものをわざわざ砕いて再成型するプロセスには脆いという問題があり、より強度を高める必要性を感じていました。

 

 これは72%の釜炊きや「犀(もくせい)」にはない問題で、これらの生地は配合している油脂の性質からある程度粘りがあるため圧着成型でも作れますが、100%の生地には特有の扱いにくさがあり、吸水性、吸油性の高いこと、吸着性がほとんどないこと、組成もソボロ状で崩れやすく、そもそも生地が硬く脆いことといった問題があります。

 

 

 今回試した方法は生地を予め大きめに作っておき、乾燥と削り出しで粉砕せずに徐々に目的の大きさ(6センチ角、厚さ2.5センチ)に追い込んで行こうというものですが、その過程で残っていた塩分も脱塩され、強度も従来品より高くなるという狙いです。塩析した石けんはコールドプロセスよりも収縮率が高く縮みやすいという性質があるので、それを見越して石けん塊の大きさを決めます。最初は7センチ角、厚さ7センチから。

 

 

 今までの知見ですと、こうして作った石けんでも強度は圧着型とほとんど変わらない、泡立ちなどむしろ落ちるというものですが、乾燥不徹底であったという反省もあります。ここは乾燥に時間を掛けることとし、テストも続け、ある程度納得の行く品ができましたら製法を確立し、正式に製品化してお出ししたいと思います。

 

 

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