JUGEMテーマ:手作り石けん

 

(文責:河野)

 

 ぶどうの栽培の歴史は大変古く、紀元前3000年ごろにまでさかのぼると言われています。聖書でも「創世記」の中で、ノアの箱舟で有名なノアの洪水後の物語でぶどう酒が登場します。果実を食べたり、干しぶどうにしたりもしたでしょうが、やはりぶどうといえばワインの醸造が主な使われ方ではないでしょうか。

 


 ぶどうの果皮には天然の酵母菌が付いていることから、ぶどうを皮ごと潰して置いておけば、果汁に含まれる糖が酵母菌によってアルコールと二酸化炭素に分解され、発酵してぶどう酒になるのです。とても簡単に醸造できるお酒です。
 以前、物好きの友人が、庭で育てたぶどうから作ったワインを飲ませてくれたことがありました。正直、うすいぶどうジュースという感じであまり美味しくはなかったのですが、つぶしたぶどうを瓶に入れたままにしておいたら破裂してしまった、という失敗もあったそうです。発酵によって出る二酸化炭素の威力です。


 聖書には「新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れるべき」という一節がありますが、これは、発酵によって発生する二酸化炭素のために、皮袋が膨張することをさしています。古い皮袋はすでに膨張しきっているために、伸びしろがなく破裂してしまうので、まだ新しく発酵が続いているぶどう酒は、よく伸びる新しい皮袋に入れなければならない、ということです。

 

 このように、ぶどうの果実は古くからワインの醸造に用いられてきました。また、その副産物として、取り除かれたぶどうの種をしぼって油が作られました。これがグレープシード油で、ドレッシングやマヨネーズの油として使われたり、アロマテラピーのキャリアオイルとして用いられるなどしてきました。リノール酸を豊富に含んでいるため、石けんの素材としても優れています。

 

 

 もくせい舎では、そんなぶどうの種からとれるグレープシード油を主材料とした「ぶどうの石けん」を数量限定で制作しています。ポリフェノールの一種で植物の赤や青、紫の色素であるアントシアニンを豊富に含むぶどう果実の抽出エキスを配合していますが、アントシアニンはアルカリ性と反応すると青に、酸性と反応すると赤に変色します。「ぶとうの石けん」が茶色味を帯びているのは、ぶどうエキスの色が変化したことによるものです。
 自然のめぐみをあますことなく生かした、やさしい泡立ちの石けんです。

 

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