JUGEMテーマ:手作り石けん

 

(文責:堀内)

 

 もくせい舎では浴用のほか、「実用石けん」としていくつかの石けんをラインナップしていますが、全て固形で液体は「おじゃるサポーター8」のほかはなかったと思います。これは8倍濃縮のカリウム石けんで、希釈して十分な効果がありますが、原材料の都合上、製造コストが高価で、また、希釈して使うという特徴から液体洗剤に慣れた人には使いにくく割高に感じる欠点がありました。

 

 市販の合成洗剤は100〜200円くらいの価格で300〜600mlを買うことができます。「サポーター」は8倍に薄めても640mlで、性状もサラサラしており、実際の効果はともかく、あまり効果ありそうに見えない。石けんの洗浄力や環境浄化性は合成洗剤よりも優れている点が多いのですが、根本的に高コストという点は解決策を考える必要がありました。つい先日実家を訪ねた折にヒントを思いつき、帰宅して実験してみることにしました。

 

 

 写真は当舎の廃油石けんで、廃油をけん化させて作るものです。社会福祉協議会の講習やバザーなどで見る品と同じですが、通常の石けんより使用する水分量が少なく、アルカリも過けん化なので浴用には全く適しません。製法については「びわ湖石けん」と大きくは違わないと思いますし、能力もたぶん同程度でしょう。少数は販売しましたが、在庫品が3個残っています。そのうち一個を拝借してデンプンを加え、3日掛けて5倍に希釈します。

 

 

 そのままだと希釈しても石けんが濁ってしまい、灰汁が多く濁った上の石けん液のようになりますが、これでは使い物になりません。生活改善の手法ではデンプンを加えますが、これは灰汁については諦め、石けん分の比率を下げてゼリー化、ゲル化することが狙いです。ですがそれも少し使いにくい。で、目に留まったのが河野が買ってきた下のキャンディ。

 

 

 

 そこで思いついたのですが、まずい所で母親が「おまえは物を簡単に教えすぎる」と横槍が、教えた所でそれ以上の方法を考えれば良いだけなのですが、「教えるなら金を取ってからにしろ」と言われ、今回はやめることにしました。それはさておき作ったのが下の石けん。

 

 

 

 見た所透明で狙い通りの出来で、原料が廃油であることを考えるとコストは安く、2個の廃油石けんから1.3リットルの石けん液ができ、粘度もあり、石けん分は15%であることから希釈して使う必要もありません。成分の内容から抗菌性もあるはずです。あとはこの状態をいつまで維持できるかですが。サポーターの場合は年単位で品質を保全できますが、こちらは持たないかもしれない。しばらく自宅で使って様子を見ましょう。

 

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