JUGEMテーマ:国内小旅行

 

(文責:堀内)

 

 河野と一緒に日本100名城・続100名城の訪問を続けていると近くの城は簡単に訪問できるが、スタンプラリーの性質上、訪問するにつれ城が遠方になることがある。現時点での「近く」とは、概ね400キロくらいで、その程度なら費用を掛けずに短時間で往復できる。この場合の短時間とは日帰りのことである。(写真は大津から約400キロのところにある錦帯橋と岩国城)

 

 

 予算はスタンプラリーでは重要なファクターで、平均60キロ離れた城を幾つも廻ることから、年間を通し複数の旅行が必要になる。出費を切り詰める必要があり、多くの城郭が旧街道である国道沿いにあることから高速道路を使わない自動車旅行を主としている。交通量の少ない夜間でも東京まで8時間(5時間)、下関まで10時間(7時間)、青森では11時間(13時間)必要になる。

 

 新幹線では各々4時間と3時間、7時間だが、昼間運行の新幹線で正午前に函館に着くことはできず、下車後の距離も長いことから一泊二日の日程を組む必要があり、レンタカーを借りる必要もあることから、また費用が嵩む。(写真は北海道・道南にある勝山館跡)

 

 

 

 北海道に比べると沖縄は航空路が発達しており、沖縄本島は南北およそ100キロと周遊しやすく、飛行機やホテルの料金も安いので「いつでも行ける」と実は後回しにしていた。そこで10月31日の首里城炎上は悪夢というほかない。

 

 同じく立ち入り禁止となっている城には2016年の熊本地震で被災した熊本城があるが、その例では城域は年単位で閉鎖される可能性が高く、再開は日本城郭協会のHPで情報が入り次第掲示することになっている。(写真は2018年9月に訪れた熊本城の様子。城廓エリアは立ち入り禁止になっている)

 

 

 今回の事件の不幸は城郭の喪失もさることながら、日韓関係の冷え込みで九州と南西諸島の観光客が激減していたことがある。世界遺産にも指定された沖縄随一の観光地が失われた影響は大きく、ただでさえ航空券や宿泊施設が投げ売り状態になっていたところに火災では踏んだり蹴ったりである。以前ホテルでアルバイトをした経験もあるので、同県の観光関係者の心痛は察するに余りある。

 

 火災の原因は不明だが、放火という噂もある。訪問する城郭施設や重要文化財、特に木造の施設が文化庁の指導で文化財保護や再現性を慮る余り、防火設備に対する考慮が薄いことはこちらも気にしていた。現存天守は12天守全部、復元天守も金沢城などの例外を除き、スプリンクラーを装備していない。しかし、首里城ほどの大規模城郭に装備がないのは意外だった。

 

 那覇の首里城と北海道・根室のチャシ群は100名城巡りでは最後の城として選ばれることが多く、施設側もそれを意識して「100名城コンプリート」の記念撮影のサービスをしている。当方も200箇所の城郭のうち、すでに180城を廻っていることから、首里城か対馬の金田城(続100名城)を最後にしようと考えていたので、今回の事件は残念かつ無念である。

 

※カッコ内はネクスコ西日本ハイウェイナビゲータによる概算値。

 

(補記:河野)

 折しも激減した韓国人観光客数の回復をめざし、沖縄県の玉城デニー知事が訪韓中だったが、首里城が炎上した10月31日、予定を切り上げて帰国し、翌日には東京の首相官邸を訪ねて菅官房長官と会談、首里城復元に向けて政府へ協力を要請した。

 

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