JUGEMテーマ:手作り石けん

 

(文責 堀内)

 

 好評の「ぶどうの石けん」ですが、従来は採取したぶどうの皮を漬け込んでぶどう液を作っていましたが、今回からは品質の良いワインを使っています。加温してアルコールを飛ばし、赤のほか白も作ることとし、使い勝手などはこれからテストしますが、油もグレープシード油が基材でオリーブよりも軽やかな洗い心地の石けんです。また、ワインのほか、日本酒やシードルの石けんも検討中です。

 

 

 材料にアルコールを含む石けんは製造経験がなかったのですが、型出しは良質さを予感させる、見ての通り滑らかで品格のあるものになっています。従来のゾルザイフェに加え、金属イオン封止処理も取り入れましたので、泡立ちも従来の石けんより良いと思います。酸による残留OHイオンの除去処理も取り入れましたが、コールドプロセスの石けんはどうしても表面に塩基性塩が集まる性質があるので、この処理によって除去し、使い始めの最初から当たりの柔らかい石けんにすることを目指しています。

 

 

 ぶどうの石けんはマッサージ石けんと同じく少量生産の石けんですが、余った材料でシードルの石けんを試作することも考えています。写真は自家製シードルでリンゴ果汁を酵母で発酵させたものです。最初は買うつもりでしたが、近所の酒屋に在庫がなかったので自分で作ることにしました。発酵により二酸化炭素が飽和し、写真のように泡を立てています。

 

 

 これは当舎で作った植物性のワックス、マッサージ石けんの材料として制作したものですが、この石けんは泡立っては困るので、材料の一部をこのワックスに置き換え、同時にアルカリ度数を下げることを考えています。製造には蜜蝋を用いますが、精製度の低いものだと花粉や殺虫剤が混入することがあり、化粧品用の精製されたものを用いています。このままでリップクリームや手肌クリームとしても使えます。

 

 

 こちらはオリーブで作った液体石けん、従来の「おじゃるサポーター8」の後継として考えましたが、他のオイルよりオリーブに多く含まれるスクワランには親水性と親油性があり、石けん分の多い石けんでも手肌を傷めない特徴があります。製造にアルコールを用いることから、熟成により消散させ、扱いやすい20%濃度での販売を考えています。

 

JUGEMテーマ:手作り石けん

 

(文責:河野)

 

 日に日に秋も深まってきました。お肌の乾燥が気になる季節です。
 そんな時期におすすめの石けん「泡潤アーモンド」が仕上がりました。

 

 

 

 「泡潤アーモンド」は、オリーブ油をメインに保湿力の豊かなスイートアーモンド油と、肌を乾燥から守るホホバオイルを配合した、潤い豊かなフローラルな香りの石けんです。泡がとてもなめらかで、肌触りが良く、洗い上がりのしっとり感は格別です。

 

 また、今回は制作の際に使う型を、他のもくせい舎の定番石けんと同一のものにし、大きさを従来のおよそ60グラムから、20グラムアップの80グラムとしました。使いごたえのある大きさで、コールドプロセス製法なので、最後まで割れることなく使い切ることができます。
 それに併せて、価格を350円から420円とさせていただいております。

 

 

 実際に使用テストで何度も使ってみましたが、肌に触れる泡のなめらかな贅沢感には格別なものがあります。また、洗い上がった後は、しっとりとしてお肌の潤いをしっかり保つ感じがします。配合している「ホホバオイル」は他の油脂と違って苛性ソーダと混ぜても鹸化せず油として残るため、キャリアオイルとしてしっかりと働いてくれるのです。

 

 

 香料にはアロマオイルの「パルマローザ」と「イランイラン」を使用。泡立てると香り立つ微香としており、バスタイムに華やいだ気持ちを楽しんでいただけます。

 

 お風呂が恋しくなるこれからの時期、ぜひ、バスタイムをより楽しくする石けんとして、おためしください!

 

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JUGEMテーマ:社会の出来事

 

(文責:堀内)

 

 

 報道では「接戦」と報じられたアメリカ大統領選挙だったが、どうも本当の様相は違うらしい。

 

 1864年の南北戦争の時代から、アメリカでは不在者投票の一種である郵便投票(Vote by mail)が法制化されているが、近年では制度が拡充され、身障者でなくても任意の理由で投票ができ、代理人による投票も認められるようになっていた。

 

 制度を作ったリンカーンが再選のため従軍する北軍兵士の票が欲しかったこともあるが、郵便による投票は全投票数の4分の1を占め、近年は黒人やマイノリティを含む政治参加の機会拡大の制度として捉えられている。さらにコロナウイルスの流行があり、当局は制度の活用を有権者に促している。

 

 選挙期間中、その動きを徹底的に妨害してきたのがトランプ政権で、郵政長官にシンパの閣僚を任命してポストを撤去したり、合理化と称して郵便事業の能率を故意に低下させたり、期日に投函され延着した投票の有効性を否定したり、各州から要請されていた選挙関連予算の増額を拒否したりしていた。巨額の費用を投じて制度の信頼性を毀損するPRを積極的に行い、終末近くになると集計差し止めを求める訴訟※まで提起していた。

 

※消印が押されていない。同じ人間が複数回投票している。集計人による票の廃棄や集計箱への投げ込み。死人が投票している。立会人との距離が遠すぎる。ミスが多い、陰謀論(conspiracy)などだが、多くは政治的な妨害工作といえ、根拠に乏しく法的正当性の疑わしいものばかりである。

 

 郵便投票は日本では登記官の事前通知に似た制度で本人確認され、今は亡きセンター試験に似た方法(マークシート)で自動集計される。制度の信頼性が高いことは、幼い頃からこの種制度に馴染んだ日本人には良く理解できるものであるが、トランプ大統領らアメリカ人は違うらしく、「中国製偽造投票用紙」などフェイクニュースが流布されている。

 

 しかし、極めつけはバイデン優勢が明らかになり、それを知ったトランプ支持者が開票所になだれ込んで集計人を怒鳴りつけた、あの光景だろうか。

 

 開票作業は有権者から無差別抽出された住民が行っており、彼らは作業が終わるまで開票所から出ることができない。任務は12時間に及ぶ時があり(公務のため労基法の適用が除外されている)、新聞やテレビに触れることは許されず、新型コロナで郵便投票が増加した今回はさらに長時間になることが予想されていた。集計人の任務は過酷になることが指摘されていたが、彼らの奉仕(serve)に対するトランプ氏の態度は嗜虐的と言って良いものだった。

 

 集計の便のため、開票日前の事前開披や延着した投票の集計を認めた州もあったが、多くの州では実現していない。集計を効率化する3万ドルの機械の導入も予算の問題で見送られ、手作業に頼る部分が大きくなっている。彼らを支えるのは民主主義の根幹(bed of democracy)を守るという使命感、義務感だけである。宗旨(cause)は何であれ、そういった人間を口汚く罵って攻撃するのは、どういう正義(justice)に基づくものだろう? 

 

 

 各地で提起されている訴訟は、選挙のような甚大な影響を及ぼす処分に執行停止を認める余地はほとんど無いことから、理由不備で却下か、係争中に集計が終わり訴えの利益なしで、やはり却下という結果しかありえない。

 

 日本ではトランプ寄りの識者が133年前の選挙人算定法の規定を反対解釈して投票を無効にする展開を指摘しているが、開票作業が数週間も長引くことはありえず、訴訟も足止めにならないことから、これは机上の空論といえる。なお、この議論はアメリカではほとんど問題にされていない。

 

 トランプ政治に親和的な傾向は、なぜか日本で多く見られた。大統領は安倍前首相と親しく、安倍氏は彼が最も信頼する同盟国のリーダーだった。対立を煽り罵倒する独特の運動術は日本にもそれと同じか、より進んだもの(橋下維新など)さえ見受けられた。トップダウンの傾向が顕著だったことから、習近平や金正恩、あるいはプーチンのような独裁者が実力以上に高く評価され、独裁や縁故主義(crony capitalism)に対する反感は緩められた。

 

 反面、政治中立的な態度はリベラル(liberal)と呼ばれ、これはほとんど極左運動家のような言われようをした。本来のリベラルは政治的中道(neutral)ということである。

 

 いずれにしろ、現職大統領がその権限をフルに使い、あらゆる術策を弄しながら結果は敗戦で、民意は示されたといえるが、新大統領のバイデン氏の識見はオバマ前政権ではほとんど示されておらず、せいぜい日本に冷たかった国務長官のヒラリーの後始末といった印象しかない。定評のある調整能力の最初はホワイトハウスに居座るトランプ大統領の「追い出し」で示されると思われ、すでに水面下で折衝を始めているに違いない。

 

 

 残った支持者とシンパの識者はトランプ後の「分断」を指摘するが、この分断はバイデン氏やその他の米国民ではなく、彼らにとってのみ意味のある概念なのだろう。実際、彼らは法や人権による制約などないかのように振る舞ってきた。それを今後も続けたいので、あるはずもない分断を声高に主張するのだろう。

 

 アメリカ史における本当の分断は1860年代に起きた。リンカーンが大統領に当選したことによる南北戦争の勃発である。これは今日に至るまでアメリカ史上最大の犠牲者を出した戦争として記憶されている。これまで見るところ、それほどの亀裂が現在のアメリカにあるとは思えない。

 

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JUGEMテーマ:手作り石けん

 

(文責:堀内)

 

 

 徳川家康が鯛の天ぷらの食中毒で命を落とした話は有名ですが、その揚げ油には諸説あります。山岡荘八の「徳川家康」の記述では、鷹狩りの帰路に田中城(藤枝市)に滞在していた家康を訪れた茶屋四郎次郎(三代目)が上方で流行の料理として持参したオリーブ油を使い、領民から献上された鯛を手づから調理して家康に供したことになっています。

 

 

 ここで気になるのはオリーブ油貿易は古代ローマの時代には地中海で盛んに行われていたものの、中世ではほとんど絶えていたこと。当時天ぷらという料理はまだ普及しておらず、ポルトガル宣教師が伝えたそれも砂糖で味付けした衣をラードで揚げるドーナツに近い代物ですが、そこでもオリーブ油は用いられていないこと。これは中国伝来の索餅をラードで揚げた長崎銘菓の麻花兒が東西折衷の調理法として近いものがあります。

 

 当時の時点でありそうな揚げ油を挙げますと、現在でも使われているなたね油は中国から伝来し、大阪を中心に生産が始まっていました。これは搾油が容易で収量も多く、家康天ぷらの有力候補です。なたね油以前は荏胡麻油(シソ油)が主流でしたが、家康の時代にはなたね油の普及で競争力を失い油座は解体しており、また搾油も少量で価格も高かったことから、可能性はありますがごく低いはず。

 

 胡麻油は起源がいつかもわからないほど古い油で当然この時代にもありましたし、酸化に強く天ぷら向けといえるほど性質の良い油でもありますが、元は熱帯植物で日本ではあまり普及しませんでした。後の江戸の天ぷらの揚げ油は胡麻油ですから利用に問題があったとは思えません。栄養価も高いので、家康の時代は搾油用より食用としてのニーズの方があったようです。ほか、椿油などありますが、希少すぎるので対象外とします。

 

 

 割と典拠のハッキリしたものとして挙げられるのが「徳川実紀」の記述にある「榧(かや)の油」ですが、この史書の編纂は家康の死の200年も後で、これまで挙げた油に比べると製法も複雑で収量も少ないことから、香り付けに使うならともかく(天ぷら店の使い方)、これまで一度も主流になったことのない油がここに来て出てくるのもどうかと。そもそも「実記」の記録なら山岡荘八が知らないはずない。

 

 ヤシ油については現在主流のアブラヤシはまだアジアに存在しておらず、ココヤシ(コプラ)しかありません。これは東南アジアの熱帯を中心に自生している植物ですが、オリーブ同様日本では育たないため完全な輸入品になります。

 

 「佐和山」を制作する際に当時ありそうな油については一通り検討したのですが、南蛮渡来のカスティール石けんを見て家康が作らせた石けん(東照宮遺品)はフレーク状の「石けんのような何か」でした。当舎で販売する以上はフレークではなく、実用に耐える商品にする必要がありますので、これは言い伝えの要素も勘案しつつ検討を進めたいと思います。

 

 

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JUGEMテーマ:手作り石けん

 

(文責:河野)

 

 このたび、もくせい舎のLINEアカウントを作成しました。下のQRコードから、お友だち登録していただけます。

 


 より気軽にもくせい舎の情報にアクセスしていただけるよう、また、ご相談、ご質問やご注文に応答できるように、広く使われており、使いやすい媒体を取り入れることにした次第です。

 

 LINEアカウントでは、新商品・再販情報などをメッセージ配信でお届けするほか、「トーク」機能にて、ご質問、ご相談などに対応いたします。
 さらに、ご注文いただけた場合には、お友だち特典として商品代金を10%割引させていただきます。ネットショップの注文フォームからご注文いただく際には、LINEからお名前と注文されたことを一言書き添えて「トーク」からメッセージを送ってください。

 

 みなさまのお友だち登録を、お待ちしております!

 

 

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JUGEMテーマ:手作り石けん

 

(文責:堀内)

 

 ここに来て品切れの石けんが多くなり、制作を進めているのですが、コールドプロセス製法の石けんは出来上がるまで2ヶ月必要です。当舎の中でも定番といえる商品デクレットやおじゃるシャンプーは切らさないよう早めに補充しますが、新しい石けんを提案したりもしていますので、中には一度在庫がなくなるとなかなか補充できないものもあります。ミストラルやマッサージ石けんみたいに提案後1年近く売れずににわかに売れ始めるものもありますので、補充のタイミングは難しいです。

 

 

 マッサージ石けんは泡潤アーモンドを製作した際に残ったホホバオイルが少量ありますので、ホホバ入りのものを作ってみようと思います。先に熟成期間は2ヶ月と書きましたが、この石けんやパルマ・クリスティ、バードなどは熟成が早いので1ヶ月で出しています。

 

 

 もくせいバードについては、長らく計画していたものの実施はまだだった実地の温泉テストを初めて行うことができ、九州旅行の際に携行して各地の温泉でテストしました。この石けんは他と違い温泉分のミネラルに対応するキレート剤(糖類)を初めて配合した石けんで、この技術自体今はもっと進んでいますが、対温泉用の石けんとしては一度テストしたいものでした。

 

 結果は上々と言いたい所ですが、元々温泉の温水蛇口は源泉と区別されており、石けんが使えるよう硬度の低い水道水を加温したものがほとんどですので、対策がなくても良く泡立ち、対策済みのバードはもっと良く泡立つという感じで、あまりテストになっていなかったかもしれません。九州地方の高濃度も含む温泉4箇所、計6回テストしましたが、特に問題になることはありませんでした。

 

 副作用としては、先にも書いた通り、この所少し肌が乾燥気味だったのですが、マルセイユ譲りの汚れ落ちの良いバードと温泉の相乗効果でターンオーバーも含む肌荒れがほとんど治った(酢洗いなど必要なくなった)ということでしょうか。キレート剤を入れたとはいえ、市販の石けんに比べればほとんど無添加で材料も上質ですので、当舎の中では普通グレードのバードでも変なことはないわけです。なお、私は石けん以外のクリームや保湿剤を用いません。用いてしまったら効果の区別がつかなくなりますし、併用した場合は併用しないより悪いことが多いこともあります。

 

 河野の要望で佐和山のモデルチェンジも計画しています。現在の佐和山は「和の石けん」をモチーフに全て国産材料のユニークな石けんですが、より本格的なものをという要望で馬油を配合し、ヤシ油、荏胡麻油など安土桃山時代に入手可能な材料を用いた上級品を考えています。

 

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JUGEMテーマ:生活情報

 

(文責:堀内)

 

 

 当舎と付き合いのあるデザイナーの方が卵アレルギーですが、卵を食べられない食生活は大変なものがあります。気の毒なので対策を考えることにしました。

 

 厚労省の定める特定アレルゲンは卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かにの7品目ですが、全てにアレルギーという例はなく、たいがいはどれか1つ、あるいは2つにあるようです。

 

 中でも卵は他の食材に紛れて調理されることが多く、加熱が不完全だとアレルゲンが失活せず、酷い場合はアナフィラキシー・ショックなど重篤な症状を呈することがあります。

 

 卵という食材の本質を考えると、この食材を使った料理は大量に含まれるレシチンの乳化作用を利用するもので、これにより異なる食材を結びつけ、乳化させたり発泡したりして独特の触感を生み出すものです。そこでアレルゲン(オボアルブミン)を含まない卵以外のレシチンを豊富に含む食材を探すと、代表的なものが大豆です。

 

 そう思い、豆乳を買ってきて植物油と混ぜる「卵もどき」を作ったのですが、これは乳化はしますがシャバシャバしてゲル化しない。食材としての卵は卵白が流れにくく粘度があることがあります。そこで思いついたのがマヨネーズと同じく酢を加えること。

 

 

 文献では10%塩水に酢酸5%で粘度最大になると書いてありますが、市販の醸造酢の濃度は3〜5%で豆乳も加えなければいけませんから濃度は1〜2%がせいぜいで、塩も10%といったら塩分比3%でかなりしょっぱい。でも、マヨネーズ状の物質にはなりました。

 

 この混合物はかなりまずく、作った後に味の素やマーガリン、ヨーグルト、マスタードで味付けし、ターメリックで色付けしてそれっぽくしましたが、これでカルボナーラを作ったりツナサンドやサラダを作ったりしたので、代用食品とはいえ何とかなったのではと。出したサンドイッチも好評でしたし。知らなければバレないくらいのレベルではあります。

 

 卵の代用品として豆腐や豆乳を使うのはクックパッドでは常套手段ですが、なぜそのレシピが必要か理論的に詰めたものは少ないように思います。カルボナーラは多少酸っぱいものの食欲増進に役立つといった様子でしたが、酸味を避けたい場合は食物繊維を混ぜる方法(山芋とか片栗粉とか)でもゲル化はします。このように、同じ料理を作るにしても、用途に応じて異なるアプローチがあります。

 

 

補記「お酢洗顔」

 

 酢にはタンパク質を固める以外にもう一つの効用があります。石けんで洗顔した場合、洗顔直後の肌は弱アルカリ性で、普通は皮脂腺が分泌して弱酸性に回復しますが、体調の変化で回復が遅れることがあります。具体的には肌荒れ※などの症状です。

 

※年間を通してほとんどの期間、もくせい舎の石けんを使い始めて以降の私は洗顔フォームや保湿クリームを使っていませんが、下記のように例外もあります。

 

 そんな時、酢を掌に付け、軽く顔にまぶして顔を洗うと、少々刺激はありますが肌表面は弱酸性に戻され、回復を助けることができます。私も年に一度のターンオーバー(というより体調不良による肌荒れ)には悩まされてきましたが、この方法でクリームなしに回復させることができ、年に一度の高額な(千数百円)化粧品の出費※を抑えることができました。

 

※1〜2回の塗布で元に戻るので、購入した化粧品はそのまま劣化してしまい、翌年には使用できなくなる。使用しても症状が悪化するため廃棄するしかない。

 

 酢は高価なものでなくて良く、使用量も少ないので特別に購入は不要ですが、元々肌の弱い方は石けんを使いつつ、使用後に予防的に洗顔するのも良いかもしれません。簡単な方法ですが化学的に理に適っており、そうバカにしたものでもありません。現在の技術では弱酸性の石けんは合成洗剤※を除いては、自然界の物質では作れないこともあります。

 

※ダウ・ケミカルの「ビューティーバー」が典型的な商品。

【時事】長引く日本学術会議問題

 この問題に対する政府の対応には擁護論から抗議まで様々な論説が開陳されていますが、この件はそもそもの発端に手続法違反(憲法及び学会法)があり、最初にこのことをきちんと論じているかがポイントです。

 ある問題の論法にAとBがある場合、Aの方が簡潔ならばBは論ぜずAを用いるというのが法律学、特に憲法を論ずる際のルールで、選定手続についてはすでに学会法に規定がある以上、憲法23条の学問の自由や15条については言及不要のはずです。

 現実の問題でも、日当を稼ぐため時間ばかりかかる土建工事は「ヘボ工事」、見当外れな診断ばかりして症状を悪化させる医者を「ヤブ医者」、モタモタしている役者を「大根」といいますが、こと政治については「大根政治家」はあまり言わず、立派な肩書の持ち主でも学術会議の悪性格や学問の自由、ウン十年前の経緯ばかり論じているのを見ると、「言葉と電気代のムダ」と座布団を投げたくなるのは私だけではないでしょう。

 基本的なロジックができていないものに右も左もなく、私が見ているのは書き出しだけです。そこが悪ければ後は推して知るべしです。

 

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JUGEMテーマ:手作り石けん

 

(文責:河野)

 

 今年は梅雨の時期の雨が多く、また夏の暑さがとりわけ厳しかったために、夏の時期に石けんづくりに取り組むことができませんでした。高温多湿は、石けんづくりには一番不向きな環境だからです。

 

 

 9月中旬になって気候も安定し、現在品薄・品切れになっている人気の石けんづくりにようやく取り掛かることができました。


 今制作しているのは
・オリーブオイル82% 泡立ちと潤い豊かな石けん「デクレット200」
・ひまし油配合の泡立ち豊かな石けん パルマ・クリスティ
・天然カロチンとはちみつたっぷりの石けん サンシャインバー
・アーモンドオイルやホホバオイルをぜいたくに使った石けん 泡潤アーモンド

・酵素を配合した独特の使い心地 米油とゴマ油の石けん ミストラル

 の5種です。

 

 もくせい舎では、十分に熟成させ安全に使える状態でお届けするため、通常1ヶ月のところ、2ヶ月の熟成期間をおいてから、お届けしています。11月中旬には、ネットショップに出すことができると思います。いずれも乾燥する時期にぴったりの石けんです。どうぞ、お楽しみに!

 

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(文責:河野)

 

 もくせい舎では、石けんづくりに必要な資材をネット通販で購入することもあります。アマゾンなど大手通販サイトでは、送料無料であることも多く、あまり気にならないのですが、店や会社が独自に開設している通販サイトでは、送料が別途加算請求されるところも珍しくありません(もくせい舎も、その方式です)。

 

 

 先日、ある会社から石けん用の資材を購入したとき、メールで返信のあった振込金額に「?」となったことがありました。その表記の仕方は、次のようになっていました。

 

<注文内容>
【商品名】○○○○○
【価格(税込)】2,178円
【税率】10%
【数量】1
【小計】2,618円

 

<総合計>
【合計(消費税)】2,618円(税込)
【送料合計】627円(税込)
【総合計】2,805円

 

 ここで問題なのは、購入した商品の表示価格が1,980円だったことです。また、送料については別途掲示されており、60サイズ関西エリアで570円でした。

 

 1,980円に消費税10%をかけると、【価格(税込)】2,178円となるので、それは納得できますが、では、そのあとの【税率】10% と 【小計】2,618円 は何の数字なのでしょうか。2,178円に送料570円を足すと2,748円で、総合計の金額、2,805円と合いません。それでよくよく見てみると、送料は税込で627円となっています。そこで送料のページを確認してみると、送料は税別の金額が掲示されている、ということでした。

 

 つまり、総合計は

 2,178円(商品価格+消費税)+627円(送料570円+消費税)=2,805円で、
(商品価格1,980円+送料570円)×⒈1=2,805円

 としても同じなのですが、ここでナゾになってくるのは、【小計】と【合計(消費税)】に表記されている2,618円です。いろいろ計算してみましたが、この数字が何をあらわしているのか、さっぱりわかりませんでした。

 

 こうして、不思議な請求金額の内訳については、計算の末納得したわけですが、わかりにくい表記のために、小一時間を無駄にしてしまいました。

 

 気になったのが送料にかかる消費税です。この会社の場合、送料は「税別価格」と表記されていたので納得しましたが、配送を配送業者に委託する場合、郵便局やヤマト運輸など主要な宅配業者の配送価格は消費税が上乗せされた税込価格となっています。送料は購入者から預かって、配送業者に支払う仮受金です。通販サイトでその送料に消費税をかけると、消費税の二重取りになってしまいます。

 


 しかし、実際には送料にも消費税がかかります、といいつつ日本郵便やヤマト運輸で発送しているところもありますし、「○○円以上お買い上げの場合、送料無料」という場合は会計上どういう処理がなされているのか、などよくわからないことも多いです。ただ、送料は配送業者に支払う対価であって利益を上乗せするべきものではないので、消費者としては、わかりやすく表記してもらうに越したことはありません。

 

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(文責:堀内)

 

「日本学術会議」パート2を書いていましたが、こともくせい舎のサイトではあまりウケの良い話題ではなく、都立大の木村教授が座りの良い論説を書いてくれたので、この件はこれでおしまいとします。

 

 

 

 73条を指摘した点は私と同じですが、木村氏が指摘したのは1号ではなく4号(官吏任用)で、1号よりこちらの方が具体性に富む。会員は特別職の国家公務員(国公2条3項12号の2)で、4号の適用が及ぶ。1号にせよ4号にせよ、どうして誰も指摘しないのか不思議ですが、次回は学問の自由だそうなので、木村氏がどんな論説を展開するか楽しみです。法令違反を先に指摘したのは彼の学者としての矜持でしょう。

 

==(以下省略)==============

 

 で、具体的にこちらに持ち込まれている話をしますと、気候が肌寒くなったため、メールなどで「乾燥肌に良い石けん」について聞かれるようになっています。この時期には良くある質問です。

 

 もくせい舎の石けんはどの石けんも汚れを落とすことを主目的に開発されていますが、落ちすぎる石けんは乾燥した肌にはあまり良くありません。私が勧めるのは「ミストラル」と「もくせい犀」の糀使用冬版。どちらも一昨年と去年の冬に開発した石けんで、この時期に持ち込まれる課題を意識した石けんです。

 

 

 「ミストラル」は数種類のオイルをブレンドしたコールドプロセス製法の石けんで、洗浄と反応促進のために酵素を配合した石けんです。実は個々のオイルの特性からは泡立ちは良くなく洗浄力も低い石けんですが、オイルが酵素で分解されて再けん化することで配合以上の濃い泡立ちと汚れ落ちの良さを実現し、優しさのある石けんです。

 

 

 「もくせい犀・糀」は塩析した生地にハーブのほか、自家醸造の甘酒を20%配合した濃い飴色の石けんです。見た目は毒々しいのですが、ビタミン、アミノ酸、酵素が豊富でこれも肌に優しい石けんです。甘酒由来のツンとした糀の匂いがしますが、馴れるとむしろクセになります。

 

 ある程度症状が改善したら、これらの石けんはミリスチン酸など肌を閉塞する成分も多いので、デクレットや釜炊き、バードなどに戻しても良いでしょう。これらは皮膚に余分な油分を残さず、毛穴に詰まった汚れをキッチリ落としてくれます。

 

 石けんにはそれぞれ向き不向きがあります。乾燥しがちな方には皮膚をバリアする保湿成分の多い石けんが向いていますが、乾燥の原因はさまざまです。

 

(乾燥肌) 放散する速度>皮脂腺の分泌速度

(普通肌) 放散する速度≒皮脂腺の分泌速度

(脂性肌) 放散する速度<皮脂腺の分泌速度

 

 人の肌は概ね普通肌、乾燥肌、脂性肌に三分できますが、乾燥肌で肌の表面をバリアする脂肪酸やスクワランが失われやすい方には高融点で溶けにくい油をガードに用いたり、失われた成分を補充するのが効果的です。ほか、人間の肌は弱酸性なのでPhを調整※したりします。

 

※洗顔後に薄めた酢で顔を洗うなどの方法があります。

 

 分泌量の多い脂性肌の方ですと、これらの成分が皮脂腺を閉塞し、かえって悪いことになります。皮脂腺の働きを活性化するには清潔を保つことが重要なので、細かいミセルを形成できるオレイン酸の石けんで、余分な成分を含まない、純度の高いものが効果的です。

 

 適性は人それぞれで、模範解答といったものはありません。肌の状態や環境に応じ、適した石けんはさまざまなものがあり得ます。

 

 

 

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