JUGEMテーマ:手作り石けん

 

(文責:堀内)

 

 もくせい舎では定期的に定番商品のアップデートをしていますが、多くは次回の調製時までに行います。ニーズのある商品は試作品を作ることもあり、今回はデクレットとムクロジ石けんの試作を行いました。デクレットは試作品A、Bを作り、試用の結果を見てより良い方を次ロットに反映し、ムクロジ石けんは製法の見直しを行っています。実は現在のデクレット200もアーカイブ2(アソート)にある2つの試作品から仕様を決めています。

 

 

 デクレットAはオリーブ油84%、パーム核油26%の石けんですが、従来はオリーブ油以外はココナッツ油14%、パーム油12%でした。ココナッツ油にはカプリル・カプリン酸という刺激性のある成分があり、20%以上の使用は推奨されていませんが、パーム核油の含有量は半分で、加えてパーム油譲りの硬さと泡持ちの良さがあることから、従来は成分の1割が石けんとしてはあまり役に立たない油脂(パーム油)だったのですが、この部分を発泡に用いることで使い勝手の向上を企図しています。

 

 アルカリについてはデクレット200の時点では真空パックは不十分にしか用いていませんでしたが、現在は標準的な仕様ですので保存性に問題はなく、けん化価を以前のデクレット並みにし、耐久性をやや落として使い心地を向上させています。その上で落ちた耐久性を補うため、ゾルザイフェの技術を応用しています。このA型が改良の本命ですが、万が一のため、200の仕様で油脂をパーム核油に差し替えただけのB型を用意しています。製作がてら色々比べてみて、どちらの仕様にするか決めようと思います。

 

 新製ムクロジ石けんは台所用の石けんですが、配合を少し見直し、より冷水下の使用に適するようにし、また、酵素の効用を生かすため全工程をコールドプロセスとし、これもゾルザイフェ技術を用い、従来の炭酸ナトリウムは排しています。ムクロジ石けんは製造上の理由による石けんのムラが問題でしたが、今回の手法では解消されると思います。あと、ムクロジ分も従来の二倍に増やしました。

 

 これらは試作品ですが、ある程度まとまった量を作るため、試用後は自家用の部分を取り置いて残りは販売しています。型が違うため、通常の当舎の石けんとは形が違いますが、残っているものはアーカイブ2にあり、全部が製作限りの一品物です。

 

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JUGEMテーマ:手作り石けん

 

(文責:河野)

 

 もくせい舎の人気商品のひとつ、おじゃるシャンプーは石けんとしてはめずらしい、三角形をしています。成形するのはちょっと大変ですが、しかし、この三角にはちょっとしたこだわりがあります。

 

小石をイメージして作った石けん、おじゃる石

 

 もともと、おじゃるシャンプーはキャンプなどアウトドアで使える自然派石けん「おじゃる石」の派生品として誕生したものでした。おじゃる石は、石ころのような形をした石けんで丸と四角の2種類の形を作りました。このおじゃる石から、自然派の石けんシャンプーもあったらいいね、ということで作り出したのが「おじゃるシャンプー」なのですが、それまでに丸、四角の石けんを作ったので、それと区別するために三角形にした、というわけです。

 

 これには、使う上でのメリットもあります。お風呂場に置く石けんはたいてい、丸か四角い形をしています。頭を濡らして石けんを手に取るとき、触ったときの形の違いで「これがおじゃるシャンプー」とすぐにわかる、ということです。小ぶりな形が持ちやすく、ちょうどよい大きさだと思っています。そんなわけで、少々作るのに手間はかかりますが、おじゃるシャンプーは三角、というところにこだわっています。

 

三角の石けん、おじゃるシャンプー

 

 とはいえ、おじゃるシャンプーを愛用してくださっている方からは、「もっと大きなサイズのものがほしいという声も寄せられています。その気持ちは私もわかります。特に女性でロングヘアの方だと、もう少し大きなものの方が使い勝手がよく、もちも良いのではないかと思います。髪の量や長さによって減り加減が違うため、小さな固形タイプではやや物足りないと感じる方もおられるのではないでしょうか。

 

 そこで、自分の好きな大きさに切って使えるバータイプのおじゃるシャンプー、名付けて「シャンプーバー」を商品化してみよう、というアイデアが出てきました。現在は、72雑貨石けんのバータイプを販売していますが、これと同じタイプで、ワイヤーカッターで切り取って使う、というものです。

 

バータイプの72雑貨石けん


 ただいま、バータイプのおじゃるシャンプーを試作中です。たっぷり使いたい、大きめサイズで使いたい、という方は、ぜひ楽しみに待っていてください!

 

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JUGEMテーマ:手作り石けん

 

(文責:堀内)

 

 前回ご紹介した塩水石けんのゾルザイフェですが、レシピが一通り出来上がったので試作を始めました。通常のコールドプロセスとそれほど違いませんが、ブライン(塩水)を用いる所が違っており、出来上がりも普通とちょっと違います。

 

ゾルザイフェ比較.jpg

 

 左の2つがゾルザイフェ、本来は白なのですが、識別のためターメリックを加えています。現在はアルカリ分が強いためやや赤色ですが、落ち着いてくると黄色に変わります。中央は同じくゾルザイフェにした72雑貨石けんで全く同じ材料、同じ配合なのですがゾルザイフェの方が明らかに白い。触感はやや粉っぽい感じですが、乾いてくるとかなり硬く強くなります。熟成が早いというのはどうも本当らしい。

 

 

 塩については色々物色しましたが、マルセイユ石けんの故郷ゲランドの塩を使うことにしました。フランスの工場では製造にこの塩が大量に使われていましたが、日本で入手できるのは精製されたセルファン(上塩)で、石けん製造用のグロッセル(粗塩)じゃありません。ですが独特の灰褐色をし、天然塩らしさは十分にあります。この灰色は天日乾燥に粘土層の塩田を用いるため。ミネラルの割合が絶妙で、スパゲッティを塩茹でしたり振り掛けたりしても美味しくいただけます。

 

 

 中央のバーは在庫のなくなった当舎の石けんミストラル、最初はまるで売れない石けんでしたが、去年の秋頃から売れ始め、ついに在庫1個(重量不足の家庭用を含めれば2個)になってしまったので作ることにしました。製造数は前回と同じ3本ですが、実は1年の間に製造技術に進歩があります。

 

ミストラル.jpg

 

 手前が昨年作、奥が今回制作のもの。実は同じ型、同じ原料で作っているのですが、前回は同じ型でも内子に紙型を用いていたため、型出し後、石けんをかなり削る必要がありました。ミキシングの技術も今回の方が向上しており、この時期にありがちなアルカリ滲出もありませんが、けん化率は2%上げています。型材に使う材料や塗料も見直したため、以前は一度使っただけでアルカリに侵されて破損というものがあったのですが、現在用いているものは薬品に強いウレタン塗装を用い、容量はちょうど1リットル。内子はポリ塩化ビニルの組み立て式で石けんのムダが少ないものになり、本来の大きさで作ることができるようになりました。

 

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(文責:河野)

 

 石けんの作り方を教えてほしい、という学生さんをもくせい舎に招いて、昨年から指導をしてきたのですが、その石けんをテーマにした卒業制作を見に、京都へ行ってきました。

 

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 会場は京都造形芸術大学。学生さんは情報デザイン学科で、「リアライズ」をテーマに掲げ、暮らしの中にひそむ様々な問題をデザインを通して可視化した展示に取り組んでいました。

 

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 作品は「びわ湖とせっけん 〜第二次せっけん運動を起こす〜」。琵琶湖の水質悪化を受けて1970年代に起こったせっけん運動を取り上げながら、びわ湖の形をした手作りの石けんを制作、実際に小学校で子供たちに石けんを使ってもらう取り組みを映像で紹介するなど、アクティブな取り組みを見せてくれました。

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 私も30年前に学生だったときには、デザインも少し勉強しましたが、今は格段にデザイン環境が進歩し、ビジュアルで見せるセンスと技術は素晴らしいと思いました。
 彼女は石けんが固まらなかったり、固まりすぎたりといろいろ苦労をしたようですが、指導を通して作られたびわ湖の形の石けんには、すてきなデザインの力が宿っているようでした。

 

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 そのほかにも、広島の漁網を使ったパッケージデザイン、廃棄される焼き物をブローチに再生させる取り組み、日本紅茶を知ってもらうための展示などがあり、若々しい感性とまなざしに刺激を受けた1日となりました。

 

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 この展覧会「2019年度 京都造形芸術大学 卒業展¥は、2月16日(日)まで開催しています。
 https://www.kyoto-art.ac.jp/sotsuten2019/

 

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JUGEMテーマ:生活情報

 

(文責:堀内)

 

 自作燻製器の良いところは必要な仕様を自分で作ることができることです。今回自作したのはチーズ用で、この場合はファミリアチーズをまるごと燻製できることと、家庭のガスレンジでも使え、温度が上がりすぎないことが必要な仕様でした。安全であることももちろん大事です。

 

 燻製で温度が上がりすぎるとまずいこととして、高温で素材が茹だってしまい食味が落ちることと、短時間で昇温させた場合は水分の蒸発がそれに伴わず、保存性も悪くなることがあります。火力の調節も難しいです。

 

 今回制作した器具は水分を抜くため60〜80の中温で燻すことを目的としたもので、チーズ以外にも下の写真のような用途もあります。

 

 

 ご多分に漏れず安い中国うなぎで、最近は中国のくせに高く1本1,200円もしますが、どちらにしてもスーパーのうなぎなんかどこで買っても変わりません。中国産の特徴は品種が違うための大きな魚体と脂ぎった肉質にありますが、元々肉骨粉など生簀に放り込み、不自然な育て方をした代物ですので、この脂は簡単に落とせます。いつもは燻製釜を使って抜きますが、これだと熱くなりすぎるのであまり抜けません。そこで「新型」燻製器を使うことにしました。山椒を燻し、火を付けたり消したりし、30分ほど蒸らした結果がこれ。程よく油が抜け、見た目も高級感のあるものになっています。魚体は3分の2に縮みましたが。

 

 これにタレを付けてグリルで2〜3分ずつ両面を焼き、仕上げに上面を軽く焼いて丼に乗せたのが下の写真。元が元であることを考えるとかなり良い線行っているのでは。

 

 

 器材が紙製ですので、使用の前にスパイスやハーブなどで燻して香りを整え、リセットする必要がありますが、燻製以外にもこういう使い方もできます。本格的なうなぎ料理店にはもちろん及びませんが、うなぎ料理店もピンキリですので、本格的なところでなければこの程度で十分です。

 

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JUGEMテーマ:生活情報

 

(文責:堀内)

 

 毎年正月に河野の実家で年初パーティーがあり、スモークチーズを作るのが恒例になっているのですが、つい先日河野からこのチーズを知り合いのために3つ作ってくれないかと依頼があり、いつもは一品物で燻製釜を使うのですが、数が多いので燻製器を自作することにしました。

 

 

 見ての通りのただの箱ですが、中には金網が敷かれチーズを並べられるようになっており、元の燻製釜から蓋を外して燻製器とし、温度は温度計を外して付けることにしました。

 

 

 見ての通りファミリアチーズ3本分、6個を収納できますが、それほど必要ない時は遮煙板を入れて燻製します。そうしないと熱源の釜から灰が舞い上がり、チーズの上に落ちてしまうからです。温度は燻煙時は60〜80℃をキープしますが、加熱する時間は5〜10分ほどで、あとは温度が下がって煙が付着するのを待ちます。

 

 燻製の難しい所は燻香の元であるチップは高温でないと発煙しませんが、煙が付着するのは低温ということです。なので時間を置き、望みの色になるまでこの工程を何度も繰り返します。途中で砂糖を入れるとツヤが増し、より燻製らしくなります。

 

 

 以上は完成品、飴色によく燻され、水分も抜けているので食味も元のチーズより良くなっています。適正な材料を用い、適正に調理している限りにおいてはまず失敗はしませんが、根気だけは必要で、丁寧に時間を掛けて作業を進める必要があります。完成まではおよそ24時間、放冷している時間を含めると30時間必要です。

 

 販売については受注生産ということで注文を受けてから材料を購入して製作することになります。ネットに出しても注文はほとんどないと思いますので、紹介販売が中心になると思いますが、紹介をいただければ2日〜1週間ほどで納品できると思います。また、写真の商品は殺菌と食味のためニンニクを摺りおろして塗布していますが、以前作っていたようにスライスしたニンニクを貼り付けることもできますし、胡椒を載せることも可能ですし、大きさなどもある程度はカスタマイズできます。

 

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JUGEMテーマ:生活情報

 

(文責:河野)

 

 お正月の家族の集まりに堀内さん手作りのスモークチーズを持って行ったところ、大好評で、家族の話を聞いた方から「わたしも食べてみたい!」という声が上がったことから、このほど、もくせい舎の新商品が誕生しました。
「桜のチップで燻したスモークチーズ」です。

 

 今回ご希望の方はもくせい舎の石けんを愛用してくださっている方だったので、当舎の定番「デクレット」とセットにしてお届けしました。ネットショップでも、このセットを販売してご希望の方のためにお作りしようと思います。

 

 

 

 

 「桜のチップで燻したスモークチーズ」はその名の通り、桜のチップを使い、市販のプロセスチーズをじっくり24時間かけて燻したものです。スモークすることにより水分がすこし抜けてチーズのうまみが凝縮されるとともに、外側が薫香で覆われ、一口かじるとお口の中にスモーキー・フレイバーが広がります。

 

 本品はご注文を受けてから材料を購入してお作りする、受注生産の形とさせていただきます。後日、ネットショップその他販売チャンネルからご注文いただけるようにいたします。ぜひ、お酒を酌み交わしながらの楽しい語らいのおともに、どうぞ!

 

 

 お値段は、オリーブオイル82%の石けん「デクレット」とセットで980円です。写真はセットで包装してありますが、発送費を抑えるため、郵送でお届けの際はこのような形にはいたしませんので、ご了承ください。

 

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JUGEMテーマ:手作り石けん

 

(文責・堀内)

 

 先日メールしたクリーマさんからお返事が来ましたのでお知らせします。石けんを製作している方、購入を検討の方にも参考になると思いますので、やりとりを全文公開します。なお、青字部分は当方で付けた注釈です。

 

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(1/27 クリーマからの通知)

親愛なるクリエイターの皆さま

いつもお世話になっております。クリーマ運営事務局でございます。

この度は、「雑貨石鹸」取り扱い中止につきましてご案内したく、ご連絡差し上げました。
これまでCreemaにて出品・購入されておりました「雑貨石鹸」の取り扱いを、2020年3月17日をもって中止とする運びとなりました。
これに伴い、「雑貨石鹸カテゴリー」を終了とさせていただきます。

本件の詳細および背景については、下記をご覧いただけますと幸いに存じます。

(中略)

本件につきましては、行政指導のもと薬事法等関連法案を踏まえ、社内協議を重ねた結果、この度の結論に至りました。

多くの作品をご出品いただいている中、雑貨石鹸の取り扱いを中止することは大変心苦しいのですが、肌に使用する可能性がある作品の販売においては化粧品と同等の扱いとなり、行政から交付される化粧品製造販売業許可証が必要となります。

(以下省略)

 

(クリーマの論法)

→肌に触れる可能性がある※→化粧品である→製造販売の許可が必要

 

※「肌に触れる可能性がある」で化粧品と同等というのは(この会社の)大ざっぱな独自の解釈だが、薬機法は化粧品の製造と同時に非化粧品を「石けん」として広告することを禁じている。この問題は製造販売と広告の二通りが考えられ、メールを読んでも判断に困るところであった。製造販売が問題ならば、当局はクリーマと言わず、疑わしい製造者全てを検挙して完全に禁圧する必要があるが、現在までのところ、そのようなことが行われているという話はなく、昨年の法案提出の際にも問題になっていない。よって、これは広告(方法)の問題であるというのが、メールを読んだ当方の判断になる。

 

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(1/27 当方の問い合わせ内容)

 告示とクリエイターへのメール内容につき、以下の部分が分かりにくかったのでご教示をお願いします。

「本件につきましては、行政指導のもと薬事法等関連法案を踏まえ、社内協議を重ねた結果、この度の結論に至りました。」

 行政指導は分かるのですが、「薬事法等関連法案」のどの部分が問題か分かりません。参考となる条文(案)とその理由につき、回答をお願いします。以下は当方の意見。

・「薬事法」が問題になる場合は、雑貨石鹸は医薬品医療機器法による「石けん」ではありませんので、身体への使用はもちろんのこと、「石けん」として宣伝広告することも許されていません。これは同法による「化粧石けん」の反対解釈です。

→薬事法の「化粧品」に該当する場合の原理原則。

・「薬事法」は化粧石鹸については規制がありますが、雑貨石鹸はその定義もなく、また規制の対象でもありません。規制されているのは製造に使用する苛性ソーダの購入に身元確認が必要なことだけです。

→薬事法の「化粧品」に該当しない(法律の問題)。

・そもそもクリーマの雑貨石鹸は、ほとんどの石けんが化学的にも「化粧石けん」の定義を満たしていません。これは製造・販売の許可があっても、薬事法上「化粧石けん」とは名乗れないものです。

→薬事法の「化粧品」に該当しない(成分の違い)。

 と、いうわけで薬事法を理由とする部分は説得力に欠けると思うのですが、決めたことですから仕方ありません。とりあえず御社の見解につき回答をお願いします。

→)[Ь紊眄分上も「化粧石けん」に該らない→化粧品ではない→L事法の対象ではない。

 なお、回答の内容につきましては、当方で注釈した上、顧客への説明のため使用することがあります。無回答であれば無回答と説明しますので、その旨ご注意ください。

→製造販売の規制か広告の規制か、行政指導がどちらのスタンスかを確認するため。

(以下省略)

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(2/5 クリーマから返信)

●●●●さま

いつも大変お世話になっております。
Creemaカスタマーサポートの●●です。

返信が遅れており、大変申し訳ございません。

ご連絡をいただいた件につきまして、ご推察いただきました通り、
本件は「雑貨石鹸」等の販売が薬事法等に違反しているという解釈ではございません

あくまで薬事法等関連法案を参考に、専門家や行政と協議した上で、
マーケット全体および個人間取引の安全性を担保することが背景となっております。

→してはいけない広告をしてしまったというクリーマの反省の弁。

現在行政と連携をとりながら、化粧品等の販売が可能になる適切な手順やシステムの構築ついて検討を進めてまいりますので、
もし今後化粧品の販売が公式に可能となりましたら、お知らせさせていただきます。

→クリーマ等モール運営者は原則規制対象ではないが、法に基づく監視義務や協力義務はあるとされる。が、カテゴリー「〜石けん」、「化粧品、コスメ」と明示的である場合は薬機法の「広告」に該り、モール運営者も規制は免れない。

その他ご不明点がございましたら、気兼ねなくご連絡をいただきますようお願いいたします。

何卒よろしくお願いいたします。

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 くたびれたので今日はここまで。

 

JUGEMテーマ:手作り石けん

 

(文責:堀内)

 

 先日のサンシャインバーは受講者さんの都合で別の石けんになってしまいましたが、今週に卒業展があるということで、そちらの展示物(石けん)を優先することとし、サンシャインバーは後日に延期しました。

 

 ご紹介する「ゾルザイフェ(塩水石けん)」は調査の傍らに見つけたものですが、こと日本でカスティール石けんというとオリーブオイル100%のコールドプロセス製法で作る例が多く、名前の「カスティール」にはスペインのカステリャ地方で作られた石けんという意味以外ありませんから、そこから本当の製法を類推することは困難で、外国など他を当たると色々な作り方の「カスティール」石けんがあります。

 

 私の持っているアン・ブラムソンの本だと、カスティール石けんは牛脂7割、オリーブ油3割の石けんで、必ずしもオリーブ100%じゃありません。当舎に在庫のあるサボン・クラシコと佐和山はこのレシピから発展させたものです。ほか、塩析して強熱するという資料もあり、本物のカスティールがどんなものだったのか、カステリャ地方でもすでに作られていないため、イメージが独り歩きしている所があります。

 

 ちなみに、遠洋漁業で世界中に寄港するマグロ船員の奥さんへの土産品は石けんがあったそうです。コンパクトでかさばらず、付加価値も高いことから重宝されたようですが、三陸漁協の体験談を読むと「良い香りのする」ものですから化粧石けんだと思いますが、それだと安すぎるので、より上質の着香したカスティール石けんの可能性もあります。一昔前でも国産の化粧石けんが(肌には)あまり良くないことを知っている人はいたようです。

 

 

 ゾルザイフェは名前からしてドイツ由来のカスティール石けんですが、純水の代わりに塩水を用いることが特徴です。元は海水で塩分濃度は3%ですから、そのくらいの濃度だとけん化にはほとんど影響しません。海は近くにありませんので、代わりに伯方の塩やシママースなど、ブランド物の海塩を使おうかと思います。例では死海の塩(デッド・シー・ソルト)が使われていました。

 

 実はアルカリ液に水酸化ナトリウムの他に塩類を用いた石けんは過去に作っており、ムクロジ石けんがそれに当たります。この石けんは最後に一煮立ちさせて炭酸ナトリウムを多めに投入しますが、型入れすると塩析同様の作用で水分が下に溜まり、数日で硬く切り易くなります。なお、石けんに塩を用いるメリットは記述によると、

 

1.熟成が早い

2.型出しが容易

3.固く持ちが良くなる

4.肌の健康に良い(殺菌及び微生物抑制効果)

5.肌質に関係なく使える

 

 なのですが、文献が英文ですので、もう少し分析してみないとレシピが作れません。出来上がりはムクロジと似たものになると思いますが、新しい石けんを作る際の検討は資料を集めて入念に行い、調製する時にはすでに出来上がりのイメージができています。

 

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JUGEMテーマ:生活情報

 

(文責:河野)

 

 今日は石けんづくりを教えてほしいということで関わっている学生さんをお招きして、一緒に食事をしたのですが、そのとき出したサラダのドレッシングが好評でした。野菜の味が引き立っておいしい、とのこと。実は我が家ではドレッシングは市販のものを使わず、その都度手作りしています。学生さん曰く、市販のドレッシングだと、野菜にかけるとドレッシングの味しかしないと・・・。

 

 そこで、簡単にできるドレッシングの作り方をご紹介しましょう。

 

(1)材料と道具

 

 オリーブ油、酢、塩、しょうゆ、あらびきコショーを用意します。酢は、小浜を訪れたとき買って以来愛用している、とば屋の壺仕込み純米酢。まろやかな酸味が美味です。酢のかわりにレモンやゆず、すだちなど柑橘類の果汁を使うと風味が増します。

 

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 あと、大さじと、小ぶりの泡立て器があると便利です。写真は無印良品で買ったもの。

 

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(2)作り方

 

 .リーブ油を大さじ2、器に入れます。

 

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 △修海某歛腓気牽欧魏辰┐泙后オリーブ油と酢を同量入れるのがポイント。たくさん作りたいときは1:1の分量で。

 

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 1少々、お好みでしょうゆをひとたらし。

 

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 い△蕕咾コショーをパッパッと振ります。

 

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 ニ⇔て器(なければ箸でよい)でぐるぐるとよく攪拌すれば、できあがりです。

 

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(3)おいしくいただくコツ

 

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 そのまま生野菜のサラダにかけて食べてもOKですが、ボウルに入れた生野菜にかけて混ぜ合わせ、ジップロックなどに入れて1時間ほどおくと、よくなじんでおいしくいただけます。

 

(4)市販のドレッシングとの違い

 

 市販のドレッシングには、上記の材料のほかに、ぶどう糖果糖液糖やとろみをつけるための増粘剤の他、様々な食品添加物が入っています。手軽に使えて便利ですが、添加物の多さが「味の濃さ」につながり、野菜の味が感じられなくなるのかなと思います。

 

 ぜひ、おためしください〜

 

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